エネルギー科学科

エネルギー・環境問題に挑む

エネルギー科学科

未来の省エネ材料 ー 体温発電と有機発光体

現代生活を支える膨大なエネルギー消費が,一方で温暖化や酸性雨などの深刻な環境問題を引き起こしています。この問題の特徴は,さまざまな要素が複雑に絡み合っていることで,その解決には,多くの分野の連携や融合が必要です。そして,各技術者・研究者にも,高度の専門性と同時に,理工系全般にわたる学問的素養と,総合的・複眼的視点から大胆に発想する創造力が必要になります。

エネルギー科学科では,基礎科学教育を重視した特色ある教育カリキュラムを用意し,エネルギー・環境問題の全体を見通す総合的洞察力と多様な問題に柔軟に対処できる人材を育成しています。

幅広い分野にわたるカリキュラムを21教育分野に所属する約90名の教員が担当

3年生課題演習ポスター発表会

3年生課題演習ポスター発表会

エネルギー量子理工学,エネルギー物質工学,エネルギーシステム工学の3つのカリキュラムコースに分かれ,それぞれが目標とする専門性を深めます。これらのコースは専門性と同時に学際性も高めるために境界の緩やかな編成となっています。3年生の夏休みには,希望により民間企業や公的研究機関で実習することができます。後半では,各教育分野の研究室で課題を設定し,問題解決への取り組み方,グループでの議論の仕方,出てきた結果のまとめ方,発表の仕方などを学びます。4年生になると研究室に配属され,最先端の卒業研究に取り組みます。

幅広い進路

卒業生は,ほとんどが関連大学院へ進学します。大学院を修了した後,電力,ガス,石油などのエネルギー関連産業をはじめ,自動車,重工業,電機,化学,金属,セラミックス材料,情報などの多種,多様な産業分野,あるいは大学をはじめとする公的研究機関や官公庁において,エネルギー技術や環境技術の開発などの分野で活躍しています。

ディーゼルエンジンの燃焼観察と解析

ディーゼルエンジンの燃焼観察と解析

超高圧電子顕微鏡を用いた構造解析実験

超高圧電子顕微鏡を
用いた構造解析実験

カリキュラム Pick UP

創造科学工学基礎実験
創造科学工学基礎実験

実験風景(レーザー光の干渉)

エネルギー科学科の特徴ある科目として、創造科学工学基礎実験があります。これは、2年後期に開講される実験科目で、エネルギー科学に関連する典型的なテーマを題材として、実験の進め方・課題の処理の仕方・データの整理法・考察の方法・レポートの作成方法を訓練するものです。実験を通じて、実験知識・技術の習得、実験への姿勢、実験力と創造力を培います。実験例:レーザー干渉、誘電率測定、電子回路、電気抵抗測定、熱分析、ガンマ線測定等

課題集約演習
課題集約演習

発表風景(ポスター発表)

エネルギー科学科の特徴ある科目として、課題集約演習があります。これは、3年後期に開講されるミニ卒論のような科目です。学生は、各教育分野から提案された課題を選択し、小グループに分かれてそれぞれの教育分野において、各課題についての調査・検討・討論を行い、結果を取りまとめて必要な提案などを行うとともに、その成果を発表します。科目の目的は、①自己学習能力、②問題解決能力、③論理的な思考力・表現力・発表能力の育成です。

シラバス

エネルギー科学科で開講されている全授業のシラバス(授業概要・授業計画)は,下記サイトをご覧ください。