先輩たちが語る
九州大学工学部の

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聞き手

金子賢治 教授
大学院工学研究院
材料工学部門
金子賢治 教授

充実した教授陣と
恵まれた研究環境

顕微鏡

金子:今回は九州大学工学部に興味をもってくれる高校生のみなさんのために、先輩のみなさんから九州大学工学部の魅力について語っていただこうと思います。まずは九州大学工学部に入ってよかったと思う点を語ってください。

船岡:僕は航空工学をやりたくて九州大学に入り、サークルでも鳥人間チームに参加しているのですが、ELEP(※1)でアメリカに留学してからむしろ機械に進みたいと自分で思えるようになって、自ら機械工学のコースを選びました。日本機械学会会長という先生もいらっしゃって、充実した教授陣から一流の話が聞けるのも大きな魅力だと思います。それは高校の授業では経験できないことですね。

※1:Engineering Leaders English Program。九州大学工学系部局が九州大学カリフォルニアオフィス,Inc.の協力の下で開始した短期留学プログラム

木須:工学部全体としていいと思うのは、学びたいという声を上げれば先生方がいろいろと調整して実現させてくれることですね。先生方に限らず、尊敬できる同期や先輩方など、こういう人になりたいと思える人が身近にいるのが魅力ですね。

田添:積極性がある人にチャンスを与えてくれる点は私も感じますね。授業中の積極的な質問に対しては先生方がきちんと答えてくださいますし、プログラムや留学制度も充実しているところが魅力だと思います。あと、伊都は周りに何もないからいい意味で勉強に集中できます(笑)。

水野:私は研究環境が整っている点が好きです。研究室でもこういう研究がやりたいといえば、先生が「それならこの機材を使えばいいよ」って、最先端の分析ができるように調整していただける。ほかの研究室やほかの学部との連携で特別に高価な器具を貸していただけることもあったりします。研究のやりやすさにはとても恵まれていると思います。

1分でわかる九大工学

今村:私はELEPに参加するまで、どちらかというと積極的ではありませんでした。私は原子力の研究をやっているのですが、先生にこれをやってみたいと伝えると国レベルの研究に携わることができました。好奇心や積極性をもっていれば、自分がやりたいことをやらせてくれる環境があると実感しています。消極的だともったいない。大事なのは、自分で一歩踏み出すかどうかだと思います。

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藤井:糸島の人とのつながりも大きな魅力だと思います。建築学科には糸島の空き家の使い方を考える空き家プロジェクトというのがあって、おもしろい人がたくさん集まっています。そんな新しいことをやれる環境があると思います。

キャンパス内の
リラックスタイム

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金子:では、次に伊都キャンパスでの食事時間、休憩時間などはどう過ごしていますか。

田添:私はウエスト2号館で研究していますが、近くに食事ができる場所がいっぱいあって、その時々で自分が食べたいものを選んでいけるのがうれしいですね。食事をする時間はやっぱりリラックスできますし、今日は何を食べようかって考えるのも楽しいですね。昼も夜も利用していますよ。

船岡:センターゾーンは全学の学生が集まってすごく混み合うことが多いので、時間をずらしたりする工夫はしています。あと、勉強に疲れたときは畳敷きの亭亭舎をよく利用しています。東京出身なので、糸島の緑の多さと空の広さもリラックスできる大きな要素だと思います。

木須:授業の合間にみんなでE-caféに行くことが多いですね。今は研究室がウエスト2号館の11階にあるので、館内を散歩するだけで窓からとてもいい景色を眺めることができます。

水野:学内の食堂もよく使いますが、伊都キャンパスの循環バスを使えば、いろいろな場所に行けるので優雅な昼休みを過ごせますよ(笑)。

今村:私はビッグどら、E-caféをよく使います。ビッグどらの食堂はガッツリして満足感がありますね。

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国内最大級の講堂と
充実したサポートの図書館

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金子:工学部生は椎木講堂を利用する機会は少ないのかな。

田添:入学式は椎木講堂でしたが、あとは講演会とかイベントがあるときくらいですね。

木須:私はオーケストラに入っているので、大ホールで練習しています。

藤井:建築学科の見方をすれば、椎木講堂の壁のコンクリートの模様はとてもすばらしいデザインだと思いますよ。その前に人を立たせて写真を撮るとすごくかっこいいです。

金子:では、理系図書館はどうですか。

水野:蔵書の数が多いから、入門書から応用まで一通り揃うのがうれしいです。1人でテスト勉強もできるし、みんなでしゃべりながら勉強できるスペースもあるので意見交換会に使っています。図書館がちょうどいい場所にあるから、いろいろな学科の人が集まってくるのもいいですね。

田添: 4、5人で個室を借りることもできるのでわからない問題があると、よくみんなで利用します。1人で勉強するときも、周りの人たちの一生懸命な雰囲気に乗せられて勉強が進むことがありますね。

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船岡:図書館ではいろんなサポートを受けることもできます。僕は新入生のときにレポートの書き方講座を受けてすごく助かりました。図書館のサポートサービスは本当にありがたかったです。

今村:私も1年生の時にいろいろとサポートしてもらってずいぶんと助けられました。留学前には自分のレベルに合わせた英語の勉強もできました。

金子:ELEPを利用して留学した方が多いようですが、その留学期間で英語を話せるようにはなりましたか?

水野:英語を話す障壁は減りましたね。英語は聞こえていても、それに自分が応えようという姿勢になかなかならなかったのですが、英語への抵抗はなくなりました。話せるようになったというか、話せるようになりたいというきっかけを作ってくれたと思います。

ドミトリーなど
居住環境も充実

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金子:自宅から通っている人や一人暮らしの人などさまざまでしょうが、みなさんの居住環境はどうですか。

船岡:僕は学内のセンターゾーンから歩いて5分の場所で一人暮らしをしていますが、忘れ物をしてもすぐに取りに行けるのでとても便利です。近くに住んでいる友人も多くなって、勉強会とかもしやすいですし、接する時間が長いと仲もよくなりますね。大学の近くで一人暮らしするのは、そういうメリットがあると思います。

田添:私は2年次までドミトリーに入っていました。ドミトリーにはサポーター制度というのがあって、新入生同士が仲良くなるのをサポートしてくれる先輩がいるんです。入学したてのころ先輩が同じ学科の学生同士を引き合わせてくれて、その時に紹介された友達とは今でも仲良くやっています。同じ学科の先輩にどういう講義を履修すればいいのか相談できたし、球技大会とかもあってとても楽しかったですね。

木須:私は九大学研都市駅の近くのマンションに住んでいますが、家賃の割にはきれいな部屋でとても満足しています。周辺にお店も多いから、特別なブランドを望まない限り着るものも含めてすべて揃います。

水野:私は自宅から通っていますが、九大学研都市は学生用のマンションが多いから九大生が多くて、誰かの部屋に集まってパーティする機会とか結構あります。そういうつながりというか、友達づきあいは広がりやすいですね。それに夜出歩いても結構知り合いに出会うので安心です。

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繁華街・天神まで
電車一本で行ける

金子:みなさんは天神には行かないのかな。

一同:チャンスがあれば毎日でも行きたいです(笑)。

田添:研究室やサークルのコンパとかはやっぱり天神が多いですよ。

水野:夜、天神でコンパがある日はだいたい朝からずっと天神で過ごします。ショッピングしたり、映画を観たり。

船岡:僕も天神が大好きです。東京よりも道がきれいだし、人がわんさかいないので歩きやすいので、だいたいギリギリの時間まで天神にいますね。電車一本で糸島のような田舎と天神のような都会を行き来できるのは楽しいです。

金子:お話を聞いて、皆さんが充実した学生生活を送っていることがよくわかりました。今日はありがとうございました。

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