工学研究院 環境社会部門
矢野 真一郎教授
おすすめの本を紹介する矢野教授
自身について語る矢野教授
2019/11/12更新
学者になりたい!と思ってなったのではなく、研究をつづけているうちになっていたというのが正しいです。
福岡県立福岡高等学校を卒業し、九州大学で学部から博士課程まで学びました。
一言でいうと「環境水理学」です。環境問題を流体力学的なアプローチで事象の把握や問題解決手段の開発などを行います。最近は、気候変動に伴い、災害が多発したり、環境への影響が懸念されたりしているので、それらの適応を視野に入れた研究を進めています。
犯罪以外のことは全部経験した方が良いと思います。幅広い経験値を持つことで、考えの偏りをなくし、多角的な視野を持つことができるからです。そういう意味では、恋愛や失恋も重要な経験だと思います。
良くも悪くも自分の意見が社会へ影響を与えることになります。逆に言うと、社会から自分が試されることになります。それを、楽しめるのが良いところではないでしょうか。
“普通”の学生だったと思います。サークルに入って遊んだり、合コンに行ったりしていました(笑)
福澤諭吉の「学問のすすめ」(現代語訳版:齋藤孝訳)とダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー(上・下)」です。学問のすすめは、「なぜ勉強しなければならないのか?」と思っている人にヒントを与える本だと思います。ファスト&スローは、読む前読んだ後で、人間に対する見方が変わると思います。どちらも是非、読んでいただきたいです!
子供が小さいので、家に帰って、お風呂に入れて、寝かせることがルーティンとなっています。
音楽と映画が趣味です。映画は、プライベートだと子供に付き添ってアニメを見にいくことが多いので、海外出張の際、機内の中で好きな映画を見ています(笑)