VI群とは
・「工学部共通教育」にて工学の基礎知識を得て視野を広げ、学科群選択に繋げます。
・「学科群共通教育」にて専攻分野の基礎を固めながらさらに分野の視野を広げて学科選択に繋げ、「学科専攻教育」にて専門知識を深めます。
2023年Ⅵ群で入学
2年生でⅢ群へ配属後、機械工学科へ進学
村井 愛実 さん
筑陽学園高校(福岡)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
私がⅥ群を選んだ理由は、受験勉強中に自分の専攻を絞り切ることができなかったからです。だから、学科を進学後に選択することができるⅥ群に魅力を感じ、Ⅵ群を選びました。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
Ⅵ群を選んで良かったことは、自分が将来やりたいことについて1年生のときにしっかり考えることができたことです。また、学科の進学は成績によって左右されるため、大学進学後も勉強に対するモチベーションを保つことが出来ました。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
Ⅵ群は、大学進学後に各学科のことについてしっかり知った上で自分の進路を選択することのできる学科です。是非Ⅵ群で自分の可能性を広げていきましょう。
2023年Ⅵ群で入学
2年生でⅠ群へ配属後、電気情報工学科へ進学
井上 航 さん
宮崎西高校(宮崎)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
高校2年生の頃には工学に興味があり、大学では工学部に入学したいと考えていました。ですが、機械分野か情報分野のどちらを勉強したいか決めかねていました。そこで、研究室見学で様々な工学分野の研究を知ることができるⅥ群という学科を知り、自分が本当は何がやりたいのか見極めたいと思い、Ⅵ群を選びました。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
研究室見学でいろいろな工学の研究を学ぶことができ、Ⅰ群からⅤ群の先輩方から授業内容や研究内容を聞くイベントが用意されています。大学でやりたいことを決めるきっかけになったので進学して本当によかったです。特に、行きたい学科に向けて、友人と勉強しあえたのはいい思い出です。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
大学生になるまでに工学について知るのはなかなか難しいと思います。工学はしたいけど、どの分野がいいか悩んでいるみなさんはⅥ群でやりたいことを見つけてほしいです。
大学は大変なことも楽しいこともいっぱいあるから受験がんばってください!!
2023年Ⅵ群で入学
2年生でⅤ群へ配属後、建築学科へ進学
末岡 有里 さん
諫早高校(長崎)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
進路を決める以前は現在の専攻の建築だけでない分野にも関心があり、入試の出願の時期になっても決めきれていなかったので、最初の1年間で工学の様々な分野について詳しく知ってからやることを決めても遅くないと思ってVI群を選びました。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
VI群以外に最初から入っていたら知らなかったような他の群に関係する施設などを見学できたり、いろいろな群の先輩方からお話が聞けたりするイベントは、自分の工学という分野の視野を広げてくれたとてもいい機会でした。
また、目指している群は違っても目標に向かって一緒に勉強できる友人ができたことで、1年間勉強を頑張れたと思っています。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
勉強はもちろんしなければいけませんが、1年間じっくりと自分の興味・関心について考えながら、努力次第ではI~Vのどんな群にも行くことのできる魅力的な場所がVI群ですし、不安などがあっても沢山の方々が私たち学生をサポートしてくれます。
受験勉強は大変なことが多いでしょうが、皆さんが入学後にVI群の学生でいる期間を楽しんでもらえたらと思います。応援しています!
○授業では
●1年次(工学部共通教育) 「先端技術入門A」「先端技術入門B」
全ての学科の分野における最先端技術や、基盤となる学問分野の役割と重要性を学ぶため、学科群選択に活かすことができます。
●2年次(学科群共通科目) 「工学概論」
各群における専門的な技術や研究内容がより詳しく紹介され、学科の教育内容とキャリアについて学べるため、学科選択に活かすことができます。
○課外活動では
●実験室・研究施設見学
研究施設や設備・装置を見学させてもらうことにより、その学問分野がイメージしやすくなります。
●学科群/学科のガイダンス
学科の教員のガイダンスにより、それぞれの専門分野の重要性や社会での役割を理解することができます。
●先輩との交流会
学科の上級生や大学院生から直接情報を得ることができます。
研究室見学会
先輩との交流会
○自主的には
●十分時間をかけて様々な本やインターネット情報を調べ、進路の思考に活かすことができます。
●個別に学科の教員や先輩を訪ねて話を聞いたりして、進路を考えるのに有益な情報を得ることができます。
●友人や仲間との交流により様々な考え方に触れることができます。
●サークルやクラブ活動、留学生との交流や異文化体験などを通して自分を見つめなおし、進路を考えることができます。
講義にて工学の基礎知識を習得
仲間との議論にて考え方を深化
実験にて技術を習得
○支援体制
●Ⅵ群では、学生の皆さんが自分の進路をしっかりと考えられるように支援体制が整えられています。
●群長、クラス担任、支援教員、教務関係の事務職員が、皆さんからの相談や依頼に対応します。(健康面はキャンパスライフ・健康支援センターがサポート)
●特に、Ⅰ~Ⅴ群の各群の代表教員である支援教員は、群や学科の学習内容・カリキュラム・研究・進路などについて詳細で有用な情報を提供してくれます。
○その結果
学期 | 内容 |
---|---|
春学期 | ・オリエンテーション ・VI群で企画して欲しいイベントの希望調査 ・VI群生専用のWeb掲示板(VI群のイベント情報の共有) |
夏学期 | ・アンケート(先輩への質問) ・先輩との交流会(対面による座談会) |
夏休み | ・工学部オープンキャンパス(各学科イベント) ・志望学科群の予備調査 ・研究室見学会(I〜V群の研究室) |
秋学期 | ・先端技術入門A(正課の講義) ・群ごとの独自イベント(研究室見学・交流会など) |
冬学期 | ・先端技術入門B(正課の講義) ・学科群説明会 |
春休み | ・学科群配属決定 |
参考:入学から進学までの流れ
・それぞれの学部の研究内容やⅥ群から各学科へ進学した先輩の声を生で聞くことができ、群のイメージがわき進路決定に役に立った。
・自分で先輩や先生にアポイントを取るのはハードルが高いが、このイベントがあれば、小さな疑問も解決することができるので参加してよかった。
・小規模のグループに分かれたので、発言もしやすく多くの先輩・先生方と話せたので大満足だった。
・各群の研究内容や将来どのような就職先に進んでいるのかを詳しく聞くことができ、また実際に実験器具を使って行っていることを知れ、自分がどの学科に興味があるのか改めて向き合えるいい機会になった。
・ホームページやパンフレットでは分からない普段の生活や研究室の様子を知ることができ、イメージが浮かび興味のわく研究室が多く楽しかった。
・希望していなかった学科にも興味を持つようになり、将来についてイメージを固めることができた。
〇学科群配属実績(令和5年度 入学者)
学科群本配属後の人数
I群 | Ⅱ群 | Ⅲ群 | Ⅳ群 | Ⅴ群 | 計 |
27 | 35 | 48 | 26 | 5 | 141 |
Q 学科群配属の結果を受けて、どう思いましたか?(回答数 125/141)
●希望通りで満足している | 86 |
●まあまあ希望通りで満足している | 18 |
●希望通りではないが納得している | 17 |
●不満 | 4 |
全体の9割以上の学生は第一志望又は第二志望に進学しており、そのうち7.5割はⅥ群生向けに開催しているイベントや授業を通して、本当に興味のある分野へ進学していることがわかる。
令和5年4月に入学したⅥ群生は、2年生に進学するとともにⅠ~Ⅴ群へ進学しました。
そんなⅥ群出身の先輩にⅥ群で過ごした1年間を振り返るためにアンケートを実施しました。
Ⅵ群生として1年間を過ごし、学科群配属を終えた今、Ⅵ群に抱いた正直な感想を聞くことができました。
Q Ⅵ群に入学してよかったですか。(回答数 125/141)
●よかった | 108 |
●よくなかった | 17 |
Q 1のように思った理由は何ですか。
《よかった》
《よくなかった》