工学研究院 地球資源システム工学部門
菅井裕一教授
研究内容についてお話しされる菅井教授
自身についてお話しされる菅井教授
2021/01/26更新
学生時代に取り組んでいた研究が面白く、もっと深く突き詰めてみようと取り組んでいるうちに気が付いたら学者の道を歩んでいました。
東北大学で博士課程まで進学し、助手になりました。その後、秋田大学を経て、2005年に九州大学に着任しました。東北にいた頃は、まさか自分が九州に住むことになるとは思ってもいませんでした。
15年位住んでいますが、いいところですね。適度な都会でアクティビティの範囲も広く、博多、天神、西新、姪浜、糸島それぞれに街の特徴があるから住んでいて飽きないです。
石油や天然ガスを地下から低コストで環境に負荷をかけず、効率よく生産するための新しい技術の研究をしています。既存の技術では地下から回収することができない、地層内の小さな孔の中に取れ残っている石油や天然ガスを、CO2や微生物などを使って回収する技術です。最近では、天然ガス田で見つかった微生物を使って金鉱石から金を抽出する技術の研究にも着手しています。
高校生の頃からです。当時は様々な地下資源の枯渇が懸念されていましたし、そもそも石油などの資源がなければ私たちの生活が成り立たないことに気づき、社会の根幹を支える資源に関わる仕事に就きたいと思っていました。
失敗してもいい時期に失敗を経験して欲しい。怠慢による失敗はいけませんが、一生懸命頑張った結果の失敗は色んなことを学べます。年をとるにつれて、だんだん失敗が許されない立場になってきますから、若いうちに失敗を恐れず思い切っていろいろなことにチャレンジして、意味のある失敗をたくさん経験してください!
平日になかなか時間が取れない子供たちとのコミュニケーションを取るようにしています。勉強の質問も一週間分ためて聞いてくるので、教えたりしています。落語やラジオもよく聞きますが、特にラジオのDJの喋り方はオンライン講義の参考になりますね。季節によって庭の手入れもしています。
前原の「焼とりの八兵衛」かな。天神や博多、東京にもありますが、前原店が総本店なんです。
落語家です!学生時代は落語研究会に入っていました。真剣に弟子入りしようと思った時期もありました。