教授のヒトコト

機械工学科  澤江義則教授

工学研究院
機械工学部門

澤江義則教授

人工関節の模型で研究内容についてお話しされる澤江教授

自身についてお話しされる澤江教授

2021/03/25更新

何故学者になろうと思ったの?

父親が医学系の大学教員でした。自分にとっては一番身近な職業でしたので、会社で働くというイメージがあまりなかったです。それと修士に進んだ頃にいろんな論文を読む機会があって、それがとても楽しかったからです。

学歴や経歴は?

北九州の小倉高校を卒業し、九大で博士課程まで学位をいただいて、そのまま就職しております。

どんな研究をしているの?

プラスチック材料などの摩擦や摩耗の研究です。機械が動くときにどんな仕組みで部品が擦り減るのか、どうしたら擦り減らないようになるかという研究をしています。人工関節の中にもプラスチックが使われていて、体の中で擦り減ると駄目になってしまうので、それを防ぐための研究もしています。

学生時代の自分は?

高校では落ちこぼれて一時期すごく勉強嫌いになっていました。浪人して大学に入ってからは良い仲間に恵まれて一緒に遊んだり旅行に行ったり勉強したり。部活はフェンシング部に所属していました。今もフェンシング部の部長をしています。

おすすめの本は?

池波正太郎の「剣客商売」。司馬遼太郎などの歴史ものが好きです。

休日・アフター5の過ごし方は?

靴磨きが好きで、ピカピカになっていくのが嬉しいです。摩擦や摩耗の実験でも磨いていますけどね。週末は家族で買い物に出かけます。最近はウォーキングを1~2時間しながら景色を楽しんでいます。

趣味や特技は?

靴磨きとカメラが好きです。子供が小さい頃は子供を撮っていましたが、今は花や風景を撮影しています。

九大のおすすめスポットは?

ウエスト1号館の学習室はガラス張りで眺めがいいので、よくお客さんを連れていきます。

福岡でおすすめのお店は?

姪浜の魚料理「御園」は季節のものが安くて美味しいです。それと姪浜駅南の「パッパーレ」。マークイズの宮崎牛専門店は良いお肉が意外と安くておすすめです。

 

〜高校生へのメッセージ〜

私もそうでしたが、落ちこぼれる時期があっても、それはいい経験だと思って何か好きなことを見つけて頑張れば大丈夫!進路を選ぶ時も、何をやっていいのか分からないことは普通のことなので、先ずはやってみましょう。いつでもやり直しはできます!