研究室紹介

推進工学研究室

工学研究院 航空宇宙工学部門

工学府 航空宇宙工学専攻

工学部 航空宇宙工学科

航空機エンジンやロケットエンジン,人工衛星用エンジンといった推進工学分野の研究を行っています。高速度カメラを用いた可視化実験と数値シミュレーション,理論的モデリングを上手く組み合わせて,エンジン内部の熱流体現象を詳しく分析するとともに,得られた知見を統合して実エンジンの性能予測や最適化を図ります。
また,航空宇宙エンジンや自動車エンジンの製作に重要な,良質な金属粉を生成するために,液体金属の微粒化・相変化の研究も行っています。
その他,線香花火や金属火花の連鎖的な枝分かれや,水面上の不思議な液滴挙動など,身の回りの物理にも興味を持って,長年の謎を解き明かすとともに,工学的な応用に取り組んでいます。

上)ロケットエンジン内部流動の可視化.左)エンジン性能予測に向けた水流し試験.右上)エンジン伝熱予測に向けた液膜流動の可視化.右下)液体金属の連鎖的な枝分かれ

所属教員

井上 智博 准教授 /王 振英 助教

主な研究テーマ

  • ロケットと航空機エンジンの性能と熱特性の予測
  • 液体金属の微粒化と相変化
  • 連鎖的な熱流体現象
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