工学研究院 航空宇宙工学部門
工学府 航空宇宙工学専攻
工学部 航空宇宙工学科
工学的に興味のある流れ場は,多くの場合乱流状態である。そこで,複雑な乱流・乱流伝熱場を高精度で予測できる新たな数値計算用のモデリング技術の構築を目指して,乱流・乱流伝熱モデルに関する基礎的な研究を進めている。また一方で,惑星大気圏突入時,飛翔体周りの流れ場の温度は非常に高温になり,このような条件下では気体は複雑な様相を呈する。そこで,このような極限状態の流れ場を地上で再現するための実験装置(衝撃波管・アーク加熱風洞)を用いた実験研究を行うとともに,これらの物理現象を高精度で予測するための数値計算技術の構築に向けた基礎的な研究を進めている。
アーク加熱風洞を用いた耐熱試験