研究室紹介

飛行力学研究室

工学研究院 航空宇宙工学部門

工学府 航空宇宙工学専攻

工学部 航空宇宙工学科

力学とその航空機応用が研究室の基本の守備範囲ですが,研究の内容は制御工学応用,システム工学応用,IT応用と広がっています。新しい飛行制御則設計技術の研究を進めており,JAXAが計画している超音速飛行実験機の自動飛行制御則を共同で検討し,知能化技術の応用に取り組んでいます。また,最近の搭載計算機等の小型化を利用して無人機の可能性に挑戦しています。国立極地研究所と協力して磁場探査用無人機を開発したり,福岡大学と協力して高高度からエアロゾル観測装置を回収する無人機を開発しています。2011年1月には南極で飛行試験を行い,今後も南極観測を行う予定です。開発で生じた問題の解決を通して学生は多くのことを学んでいます。

空中磁場探査用小型無人機 (スパン2.8m,質量約10kg, 航続距離約300km)

エアロゾル観測機器回収用滑空無人機 (スパン2.8m,質量約10kg)

所属教員

東野 伸一郎 教授

主な研究テーマ

  • 階層構造化ダイナミックインバージョンによる自動飛行制御則設計
  • テストパイロットの実現を目指す飛行制御の知能化技術
  • 科学ミッション用自律無人航空機の開発研究
  • 無人航空機の自律飛行経路生成法に関する研究
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