研究室紹介

医用生物物理化学(協力講座)

工学研究院 応用化学部門

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根本テーマとしての「生命現象における階層間クロストークの時空間ダイナミクスメカニズムの理解と制御」を目指しています。
A.細胞・組織のメカノバイオロジーを操作する生体材料の創製:医用材料応用研究の新たな領域を開拓し、疾患治療の新たな技術を開発します。
B. 細胞・組織機能のメカノバイオロジーのメカニズム研究:生物物理の基礎研究の新たな基盤を確立し、生命現象の物理的側面を明らかにすることで、生命科学のフロンティアに挑戦します。
C. 単分子直接観察とナノ力学計測・加工技術を統合したナノ・マイクロバイオメカニクス研究:生命現象の微視的動態を詳細に理解し、それを応用するための方法論を開拓します。
これらの研究を通じて生命現象の複雑なメカニズムを解明し、それを医療に役立てる技術の開拓に取り組んでいます。

所属教員

木戸秋 悟 教授 /伊勢 裕彦 准教授 /久保木タッサニーヤー 助教

主な研究テーマ

  • 細胞操作メカノバイオマテリアルの創製: 幹細胞操作材料、細胞運動操作材料、組織再生誘導材料、がん細胞診断材料
  • マトリックス工学: 電界紡糸法による組織工学用細胞外マトリックス・骨格・デバイスの開発研究
  • 糖鎖生物工学:人工糖鎖高分子を用いた生体材料、DDS技術開発
  • メゾスコピック生体高分子集合系の物理化学: DNA・タンパク質の離合集散・自己組織化・分子バイオメカニクス研究
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