研究室紹介

建築照明学研究室

人間環境学研究院 都市・建築学部門

人間環境学府 空間システム専攻

工学部 建築学科

光は人間にとって、なくてはならないものです。人間は視覚を通して、非常に多くの環境情報を得ています。古賀研究室では、建築内外の光環境の設計・評価・制御について、環境の物理的側面、人間の心理的生理的側面から研究を行っています。快適で健康的な建築空間の設計と制御のために、これまで、昼光と日射の長期連続測定による昼光モデルの開発、光源の分光分布と睡眠・覚醒の視覚応答に関する研究などを行ってきました。
また当研究室は、2001年から国際エネルギー機関(IEA)太陽熱利用冷暖房(SHC)プログラムの建築照明に関する研究活動に参加しています。2022年に「低炭素で快適性の高い統合照明」というプロジェクトが始まり、主にヨーロッパの研究者と協力して、デジタル照明技術・パラメトリック自動設計・VR(人工現実感)の利用に取り組んでいます。
人工現実環境を利用する建築空間の設計と評価のために、3次元都市モデルの視覚情報に基づく建物外皮と窓の設計方法の開発に力を入れています。

所属教員

古賀 靖子 准教授

主な研究テーマ

  • 建築視環境設計における人工現実感の利用
  • 建築環境設計と建設におけるデジタル環境の利用
  • 建物外皮における窓の多目的最適化設計
  • 視環境評価のための画像解析
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