研究室紹介

持続建築エネルギー学研究室

人間環境学研究院 都市・建築学部門

人間環境学府 空間システム専攻

工学部 建築学科

地球温暖化対策は世界共通の課題であり,CO2排出量の大幅削減が求められています。また,現状では有効なエネルギー資源のない日本にとってはエネルギー資源の枯渇は,死活問題です。東日本大震災に起因する原子力発電所の事故により,エネルギー問題が顕在化し,広く一般に認知されるようになりました。今,日本はエネルギーの面において転換点にあると言え,今後どのような取り組みを行うかに日本の将来がかかっています。

建築分野でのエネルギー消費量は日本全体の約30%を占め,建築における省エネルギーの実現は最重要課題の一つです。

当研究室では,建築の省エネルギー,省CO2の実現にむけて,住宅エネルギーデザイン手法や燃料電池の活用に関する検討,建築物における空調システムの運用最適化や都市における理想的なエネルギー供給システムのあり方について研究しています。また,さらなる省エネルギーの実現のためには省エネ型のライフスタイルを提案し,居住者を省エネ行動へと誘導する建築のあり方について研究しています。

持続建築エネルギー学研究室

所属教員

住吉 大輔 准教授

主な研究テーマ

  • 都市エネルギー供給のあり方に関する研究
  • 建築空調設備のコミッショニングに関する研究
  • 住宅のエネルギーデザインに関する研究
  • 行動変容を促進する手法に関する研究
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