研究室紹介

ハビタット工学

人間環境学研究院 都市・建築学部門

人間環境学府 都市共生デザイン専攻

工学部 建築学科

私たちの研究室では、公共交通機関の周りにコミュニティを形成することが、都市の土地利用効率をどのように高めるかを研究しています。
「公共交通指向型開発(Transit-Oriented Development)」と呼ぶこのアプローチは、都市の土地をより有効に活用するための鍵です。都市が水平に広がるのではなく、上方向への成長を促し、より密度が高く、活気あるエリアを創出します。住宅、店舗、娯楽施設がすべて公共交通機関の近くにあり、アクセスしやすいようにすることを目指しています。
この都市開発手法には、いくつかの利点があります。
* 人々が仕事やサービスにアクセスしやすくなることで、経済を活性化させます。
* 誰もがアクセスしやすくなることで、より公平な社会を築きます。
* 広い土地の必要性を減らし、エネルギー消費を抑えるため、環境にも優しいです。
公共交通指向型開発は、都市を成長させるための先進的な方法です。移動のしやすさ、生活の質の高さ、そして環境保護のバランスを作り出します。世界中の都市が急速な成長や人口減少に直面し、気候変動の課題に直面する中で、このモデルは包括的で効率的、そして適応性のある都市空間を築くための強力な基盤を提供します。

公共交通機関を中心としたコミュニティーの構築は、人々の移動を容易にし、経済の発展に貢献する

所属教員

プラサンナ デビガルピテヤ 准教授

主な研究テーマ

  • トランジット・オリエンテッド・デベロップメント(TOD)
  • 都市におけるアクティブトランスポート
  • 都市の土地利用効率化戦略
  • 熱帯都市域におけるヒートアイランド現象と温熱快適性
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