研究室紹介

強震動工学

人間環境学研究院 都市・建築学部門

人間環境学府 都市共生デザイン専攻

工学部 建築学科

地震災害の軽減のためには,都市や建築物の特性に加えて,入力地震動の特性を把握する必要があります。地表で観測された地震記録には,震源の特性,震源から地震基盤に至るまでの伝播経路の特性,地震基盤から地表に至るまでの堆積層におけるサイト特性の影響が含まれています。本研究室では,強震動(社会に被害を及ぼすような強い地震動)の予測,および設計用入力地震動作成のための強震動評価の高度化に向けて,地震観測や地盤探査などの現地観測を行うとともに,観測記録の分析に基づき,強震動の生成要因を探る研究を行っています。

ネパール・カトマンズ盆地での地震観測・地盤探査の様子

所属教員

重藤 迪子 准教授

主な研究テーマ

  • プレート内地震の震源特性に関する研究
  • 火山周辺における高減衰領域が地震動に及ぼす影響評価
  • 堆積盆地の震動特性に関する研究
  • 表層地盤の減衰特性に関する研究
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