研究室紹介

分子物理化学研究室

工学研究院 化学工学部門

工学府 化学工学専攻

工学部 化学工学科

化学プロセス設計に必要となる化工物性や相平衡を,物理化学の手法を用い,分子レベルの情報より解析することを目的に研究しています。相平衡では主として高圧気液平衡および超臨界流体に対する溶質の溶解度の測定と推算を行っています。また,超臨界流体のユニークな特性を生かし,機能性材料(高機能性綿,金属+高分子複合体,色素増感太陽電池用電極膜)の作製の研究を行っています。さらに,分子シミュレーションによりガスハイドレートの安定性や水素ハイドレートの水素拡散性の研究を行っています。そして,高圧電場を印加することにより発生する流体の流れのメカニズム,およびその現象を応用した抽出効率向上の研究を行っています。

超臨界流体吸着による2,6-ジメチルナフタレンと 2,7-ジメチルナフタレン異性体の分離

所属教員

岩井 芳夫 准教授

主な研究テーマ

  • 高圧相平衡の測定と推算
  • 超臨界流体の分離への応用
  • 超臨界流体を用いた機能性材料の作製
  • 流体物性の分子シミュレーション
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