研究室紹介

物質移動工学研究室

工学研究院 化学工学部門

工学府 化学工学専攻

工学部 化学工学科

本研究室では,高分子物理・界面の物理・移動現象論・レオロジーに基づいたプラスチック材料成形加工工程中の現象の解明,および計算機のシミュレーションを援用した現象解析・材料評価を目指して研究を行っています。一方で,フォトニクス,エレクトロニクス分野に用いられる新規機能性材料の創製として,インプリント技術を用いたマイクロ流路やセンサーデバイスへの応用を考慮した蛍光・導電性プリンタブル透明材料の開発を行っています。またバイオ分野への研究展開として,再生医療におけるスキャホールド開発を通じてES細胞やiPS細胞等の幹細胞から臓器細胞への分化誘導や分化細胞を用いた治療用のデバイス開発に取り組んでいます。

中空糸内部で形成した肝細胞と血管内皮細胞からなる培養肝組織 肝細胞(赤)から形成される培養組織内部に内皮細胞(緑)が規則的に配置されネットワークを形成している。青は細胞核を示す。

所属教員

梶原 稔尚 教授 /水本 博 准教授 /名嘉山 祥也 准教授

主な研究テーマ

  • 高分子成形加工プロセスのシミュレーション
  • 有機・無機ナノコンポジット材料の開発とオプトエレクトロニクスへの応用
  • バイオ人工臓器・再生医療用デバイスの開発
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