工学研究院 社会基盤部門
工学府 土木工学専攻
工学部 土木工学科
安全・安心な社会基盤の構築のため,構造工学,材料力学をベースとした数値解析を基軸とし,耐衝撃性能評価,既設構造物の劣化度診断技術の開発に関する研究を行っています。耐衝撃性能評価に関する研究では,損傷モデル,衝撃問題に適した数値解法,流体衝撃力評価法といった基礎的な研究成果を,具体的にロックシェッド,新幹線脱線防止構造,防潮構造などの実設計への応用を目指しています。また,既設構造物の劣化度診断技術の開発に関する研究では,現場での様々なニーズに対応すべく,新たな打音・熱赤外線のハイブリット診断の確立を目指しています。
熱赤外線カメラによる 既設コンクリート構造物の診断と 数値解析による微視的な応力分布