工学研究院 地球資源システム工学部門
工学府 地球資源システム工学専攻
工学部 地球資源システム工学科
応用地質学研究室は、地質学、鉱床学、鉱物学、環境化学など地球科学のさまざまな分野において、実践的かつ国際的な学術活動を展開しています。研究室の活動は、東南アジアやアフリカ諸国を中心とした国外や国内の菱刈金鉱山や新規探鉱のためのフィールドワークから実験・観察・分析・数値計算まで多岐にわたります。熱水性鉱脈の顕微鏡観察,化学組成分析、超微量元素局所分析等を通して、島孤熱水系における金属鉱床生成機構の解明に関する研究を行っています。また、放射光を用いたX線吸収分光法、重元素同位体分析および極微量元素の定量を通して、風化残留鉱床や熱水中の貴金属・レアメタルの挙動解明と、それらの機構に学ぶ低環境負荷型レアメタルリサイクルの提案、フロンティア資源である海底鉱物資源探査など、幅広いテーマに取り組んでいます。また、産学連携を推進し、鉱物・地熱資源探査や開発・持続的利用など社会に貢献する成果を生み出すことを目指しています。学生たちには多様な研究と国際経験の機会を提供し、専門知識・協調性・自主性の育成を重視しています。また、多様なキャリアパスに対応できるよう、個々の興味や能力に合わせた指導を行っています。
最近のフィールド調査地域