研究室紹介

構造材料物性学研究室

総合理工学研究院 物質科学部門

総合理工学府 総合理工学専攻

工学部 融合基礎工学科

本研究室では、「金属材料」の「高温強度・高温変形」を中心とした研究を行っています。金属の高温での強度や変形は、航空機や自動車のエンジン、火力発電のタービン・ボイラなどのエネルギー関連高温機器において極めて重要となる特性です。これらの機器は、今後数十年にわたって世界の産業の中核をなすものであり、現在、日本は高温金属材料の研究・開発で欧米をもリードする立場にあります。しかし、それを支える金属の高温強度・変形に関する基礎物理は未解明な部分も多い研究分野でもあります。

我々の研究室では、実用化を目指した新規高温金属材料の開発から、最も基礎的な高温変形メカニズムの解明まで、幅広い研究を行っています。

構造材料物性学研究室

新規耐熱合金作製の様子

所属教員

光原 昌寿 教授

主な研究テーマ

  • 実用・先進耐熱鋼のナノ組織解析と強化メカニズムの解明
  • 表面浸炭・窒化鋼の力学特性と微細組織の相関
  • 純チタンおよびチタン合金の塑性変形と双晶変形
  • 純アルミニウムおよびアルミニウム合金のクリープ変形とボルト材への適用
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