研究室紹介

生体エネルギー工学

応用力学研究所

総合理工学府 総合理工学専攻

工学部 融合基礎工学科

本研究室では、生体の重要な器官である骨・関節と心臓を研究対象とし、工学的手法、特に固体力学の理論と材料工学的技術を用いて研究を推進しています。骨・関節については、北部九州の主な大学病院整形外科と共同で、CT画像を利用した数値解析法を応用して、力学環境と密接に関連する様々な疾患を解析し、医学的に有用な知見を得るための研究を進めています。また、骨の再生医療への応用を目指して多孔質構造を有する有機・無機複合材料の開発も進めています。心臓については、ヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いた人工心筋組織の開発と動的変形解析、および流体-構造連成解析法を応用した人工心臓弁の動力学解析等を推進しています。

所属教員

東藤 貢 准教授

主な研究テーマ

  • CT画像を利用した有限要素法による骨折解析
  • 骨再生用有機・無機複合材料の開発と評価
  • iPS細胞由来心筋細胞を用いた人工心筋組織の開発と評価
  • 流体―構造連成解析法を用いた人工心臓弁の動的解析
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