応用力学研究所
総合理工学府 総合理工学専攻
工学部 融合基礎工学科
無尽蔵のエネルギー源と期待される核融合発電炉を開発するためには、1億度を超える高温プラズマを効率よく生成し、閉じ込める必要があります。それには、高温プラズマの性質を理解することが必要です。特に、長時間高温プラズマを閉じ込めた時に、燃料粒子、不純物がどのような挙動を示すか、またそれを制御し得るかを明らかにすることは 、核融合炉開発の成否に関わる重要な課題です。本研究グループは、球状トカマク装置QUESTを用い、高温プラズマの物性を明らかにするための計測器開発とそれを用いた物理研究を展開し、かつその知見に基づいて核融合炉に適した制御法を開発するための研究を進めています。