研究室紹介

先端機能材料研究室

工学研究院

総合理工学府 総合理工学専攻

工学部 融合基礎工学科

本研究室では、次世代のフォトニクス、エレクトロニクス、バイオ、航空宇宙分野を支える先端機能性ガラスに関する研究を行っています。具体的には光通信やセンシング、半導体分野にて用いられるシリカガラスを主眼とし、ナノガラス構造形成と新しい機能性発現のための材料プロセッシングに関する学問を構築すること目的としています。その成果を基に、従来の製造・加工法では実現できなかった微細かつ複雑な形状を本研究室が開発した新規な3D光造形技術(3Dプリンター)を駆使した高機能性ガラス(光学レンズ、微細光学部品、光センサー、光メモリ、バイオチップ、フラクタル構造等)の実用化研究に取り組んでいます。

3次元光造形法にて作製した石英ガラス製(a)微細な形状の折鶴、(b) フラクタル構造 (Sierpinski gasket), (c) 原子モデル (c) 医薬品、化粧品用途容器

所属教員

藤野 茂 教授

主な研究テーマ

  • 3D光造形技術を用いた新規機能性ガラスの開発
  • モノマー/シリカ分散性と光重合反応機構の解明
  • ナノコンポジット材料の透明焼結機構の解明
  • 新奇な物性を発現するガラス・セラミックス新領域への展開
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