工学研究院 材料工学部門
工学府 材料工学専攻
工学部 材料工学科
電気化学と化学熱力学に立脚し、素材プロセッシングにおける反応現象の徹底的な理解と、それに基づいた新しい元素分離・素材製造技術の開発に取り組んでいます。具体的には、液中直接観察法も利用しながら、機能性薄膜の電析や、水素電析反応、亜鉛や銅など非鉄基幹金属の電解製錬に関する基礎研究を行っています。特に亜鉛電析の研究については世界をリードしてきました。近年では、持続可能な未来社会の実現に不可欠なレアメタル(貴金属、錫、チタン、マグネシウムなど)の次世代型製錬・リサイクル技術の創出に向けて、水溶液プロセスと高温プロセス、両者の基礎研究も活発に行っています。