研究室紹介

構造材料工学研究室

工学研究院 材料工学部門

工学府 材料工学専攻

工学部 材料工学科

建築物や鉄道、船舶や自動車など、私たちの身の回りにある構造物の形状や機能を維持し,使用している人の安全を守るのが構造材料の役割です。その役割を果たすため,構造材料には優れた力学特性が不可欠ですが、用途によって要求される特性は様々に異なります。例えば,衝突時の安全確保と美しいデザインが要求される自動車のボディーには高い強度と優れた延性を有する材料が必要ですし,船や建物を支える鉄骨には大きな衝撃や地震にも耐える靱性が欠かせません。航空機やロケットのように空を飛ぶ構造物では軽くて丈夫な性質が求められますし,医療用器具に使用される材料には強さと同時にしなやかさが求められます。構造材料のこのような性質はその金属組織と密接に関係しており,その金属組織を制御することで必要とされる性能を引き出すことが可能です。私達の研究室では,ミクロおよびナノスケールで構造材料の組織制御・評価を行うことで,強度と延性を兼ね備えた鋼板,極低温でも破壊しない強靱鋼、軽くて強いチタン合金、耐酸化性と耐食性に優れた高強度ステンレス鋼,人体にやさしい医療用材料など、未来の技術を支える新しい構造材料の創製を目指しています。

特別な組織制御法により創製した ナノサイズの結晶粒径を有する鉄 (a)フェライト鉄 (b)オーステナイト鉄

所属教員

土山 聡宏 教授 /増村 拓朗 助教

主な研究テーマ

  • 鉄鋼材料の強度・変形・破壊に関する基礎的研究
  • 延靱性に優れた高強度鋼の開発
  • ステンレス鋼およびチタン合金の組織制御
  • 各種手法を用いた金属組織解析
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