研究室紹介

構造材料評価研究室

工学研究院 機械工学部門

工学府 機械工学専攻

工学部 機械工学科

構造材料評価研究室では,材料力学と材料科学を融合した新しい見地から構造材料の諸問題を解決し,安心で安全な社会の実現に貢献すべく研究しています。

我々の研究対象は,鉄鋼やアルミニウム合金,チタン合金を中心とする構造材料です。それらのミクロ構造と構造材料の変形や破壊,疲労特性の関係などについて,研究を行っています。材料内部の変形や力学状態を調べるために,世界最高の大型シンクロトロン放射光施設SPring-8を用いた3D/4Dイメージングによる変形・破壊挙動の高精細可視化を用います。高度なイメージング技術の開発とともに,得られる情報を基に材料内の局所的な変形・破壊挙動を解析する手法を開発しています。また,これらのアプローチを材料・機械工学の様々な長年の懸案に応用しています。その他,リバース4D材料エンジニアリングと呼ばれる3D画像に基づく革新的な材料設計手法を提案し,ものつくりへも貢献すべく研究を行っています。

構造材料評価

所属教員

戸田 裕之 教授 /髙桑 脩 准教授 /藤原 比呂 助教

主な研究テーマ

  • 3D/4Dイメージングによる構造材料の変形・損傷破壊メカニズムの解明(ヘテロ構造制御:H26~H31)
  • 3D/4Dイメージングおよび3Dイメージベース解析法の開発(産発プロジェクト:H23~25,科研費・基盤A:H20~H23)
  • リバース4D材料エンジニアリングによる組織最適化に関する研究(科研費基盤S:H24 ~ H28)
  • 3D/4Dイメージングの応用による各種工業材料の諸課題の解決(革新的新構造材料:H25~。戦略的イノベーション創造プログラム:H26~H30)
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