研究室紹介

流体制御研究室

工学研究院 機械工学部門

工学府 機械工学専攻

工学部 機械工学科

流体制御研究室では,主に流体機械とその構成要素の内部流れに関する特異現象の研究を行っています。流体機械とは水や空気などの流れる流体と機械との間でエネルギーを交換する機械の総称で,流体機械は,民生用機器,各種タービン・水車,人工心臓,ロケット用ターボポンプなど,私たちの身の回りから最先端の分野にいたるまで様々な場面で用いられています。流体機械に関する研究では,安全・信頼性・環境をキーワードに,流体機械の多機能化・高性能化を目指し,次世代型ポンプの研究開発と自然エネルギーの有効利用に関する実験・数値解析を行っています。また,特異現象に関する研究では,主として高速で流れる液体中で発生するキャビテーション現象(圧力の低下により液体の蒸発が生じ,多数の気泡が生成・消滅を繰り返す流れ)について,巨視的挙動から分子レベルの微視的挙動まで実験・数値解析による解明を進めています。

二重反転形軸流ポンプの壁面上限界流線 (低流量運転時)

所属教員

渡邉 聡 教授 /津田 伸一 准教授 /片山 雄介 助教

主な研究テーマ

  • エネルギー有効利用に向けた次世代型流体機械の研究開発
  • 流体機械の複雑内部流動に関する研究
  • キャビテーション流れに関する研究
  • マイクロ・ナノスケールの気泡挙動に関する研究
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