研究室紹介

熱物質移動研究室

工学研究院 機械工学部門

工学府 機械工学専攻

工学部 機械工学科

本研究室では,熱工学と生体工学(バイオエンジニアリング)およびその両方に関わる生体熱工学分野の研究を行っています。
熱工学とは,様々なプロセスや機器における熱や物質の輸送にかかわる問題を取り扱う学問であり,その中で特に組織や細胞など生体を対象とするものが生体熱工学です。生体工学は,医学や生物学の分野にある諸問題を工学的立場から取り扱って解決する学問です。本研究室では,主に熱物質移動に関連した様々な現象や機器,デバイスを対象として,幅広い学問分野のユニークな研究を行っています。現在の主な研究テーマは以下のとおりです。

  • わずか1滴の液体で熱伝導率を測定するマイクロビームMEMSセンサの開発と応用
  • MEMS技術を利用したグラフェン,生体高分子ファイバー,薄膜などの熱輸送性質の測定
  • 熱を利用した生体組織などの内部構造の非接触可視化化
  • 凍結保存と凍結手術のための生体や水溶液の凍結に関する実験とシミュレーション
  • 不可逆エレクトロポレーションによる組織の低侵襲治療法
  • 物理刺激による骨の健康維持と再生
  • バイオ研究やバイオ教育に関係したオープンソース機器開発

熱物質移動

熱物質移動研究室の研究テーマ

所属教員

高松 洋 教授 /藏田 耕作 准教授 /ジェームス カノン 准教授 /塘 陽子 助教

主な研究テーマ

  • MEMSセンサを用いた極微量液体,気体,生体高分子ファイバー,薄膜,グラフェン等の熱伝導率測定
  • 生体の凍結保存および凍結手術に関する実験的・理論的研究
  • 非熱的不可逆エレクトロポレーションによる組織の低侵襲治療法
  • 物理刺激による骨の健康維持と再生に関する研究
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