工学研究院 機械工学部門
工学府 機械工学専攻
工学部 機械工学科
自動車用エンジンをはじめとする様々な内燃機関の燃焼に関する研究を行っています。内燃機関において,燃え残り,窒素酸化物などの有害物質の排出をできるだけ抑制し,燃焼により生じるエネルギーを最大限有効に利用するには,その中で起こる燃焼現象を理解し制御することが重要です。内燃機関の中では,燃料と酸化剤の混合,相変化,数千種類の化学反応が数十気圧という高圧力下で行われており,非常に複雑な現象となっています。当研究室では,これらを解明し内燃機関の性能を向上するため,室温・大気圧下から高温・高圧力下の燃焼まで,また基礎研究から実際のエンジンを用いた実用に関わる研究まで幅広く研究を行っています。
火炎ジェットにより予混合圧縮着火の燃焼開始を促進し着火時期を制御