研究室紹介

水素利用プロセス研究室

工学研究院 機械工学部門

工学府 水素エネルギーシステム専攻

工学部 機械工学科

水素利用プロセス研究室では、燃料電池を核とした環境にやさしい水素エネルギー社会の実現を目指し、四半世紀にわたる研究実績と、世界最高水準の燃料電池研究インフラを基盤に、燃料電池および関連する水素システムの材料・プロセスの研究に集中的に取り組んでいます。

また、大学の研究室としての特長を最大限に活かし、基礎的知見や理解に基づいた新材料の創製、システム設計指針の構築、メカニズム・プロセスの解明、高耐久化など、水素技術の実用化に向けた各種技術課題の解決に取り組んでいます。

そのために、材料の調製から電池セルの作製、詳細な電気化学特性評価、ガス分析、微細構造観察、プロセスシミュレーションに至るまで、一連の研究を体系的に行える体制を整備し、基礎材料研究から産学連携や実証研究に至るまで、実用化を見据えた幅広い研究活動を展開しています。また、水素利用工学分野のプロフェッショナルとして国内外で活躍できる人材の育成を目指し、材料科学、熱力学、電気化学などに関する深い理解と広い視野を持ち、英語による発信力を備えた国際性豊かな研究者の育成に努めています。

燃料電池自動車と水素ステーション

腐食劣化の問題があるカーボンを 全く使わないPEFC電極触媒

所属教員

佐々木 一成 教授 /立川 雄也 准教授 /安武 昌浩 助教

主な研究テーマ

  • 固体高分子形・固体酸化物形セルの次世代電極・プロセス設計
  • 燃料電池の原子・分子レベル設計
  • 燃料電池・水蒸気電解の次世代システム設計
  • 固体高分子形水電解のデバイス設計
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