研究室紹介

水素利用プロセス研究室

工学研究院 機械工学部門

工学府 水素エネルギーシステム専攻

工学部 機械工学科

水素利用プロセス研究室では,燃料電池を核にした環境にやさしい水素エネルギー社会の実現を目指し,20年以上の研究実績をベースにした燃料電池および水素システムの材料・プロセス研究に取り組んでいます。新材料の開発,メカニズム・プロセスの解明,システム設計指針の構築,水素技術の実用化に向けた高耐久化などの技術課題解決のために,研究室専有の燃料電池性能評価装置(計40台)や超高分解能走査透過電子顕微鏡など最高水準の研究インフラを整えており,材料調製から電池セルの作製,電気化学特性評価,ガス分析,微細構造観察,プロセスシミュレーションを一連の研究として行い,実用化に向けた産学連携にも積極的に取り組んでいます。

燃料電池性能評価システム

腐食劣化の問題があるカーボンを 全く使わないPEFC電極触媒

所属教員

佐々木 一成 教授 /立川 雄也 助教

主な研究テーマ

  • 固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電極材料・プロセス研究
  • バイオエネルギーで発電する燃料電池に関する研究
  • メタルサポートSOFCセルの開発
  • 固体高分子形燃料電池(PEFC)の次世代電極・プロセス研究
  • 水素システムにおける基礎学理の構築
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