お知らせ

令和6年度 九州大学工学講義賞受賞者について

2025/12/02

令和7年11月26日(水)に、令和6年度九州大学工学講義賞表彰式を行いました。

【令和6年度九州大学工学講義賞 受賞者】(順不同)

■システム情報科学研究院 情報知能工学部門 内田誠一 教授

■工学研究院 応用化学部門 藤ヶ谷剛彦 教授

■工学研究院 海洋システム工学部門 後藤浩二 教授

九州大学工学講義賞は、工学部の専攻教育科目において、学生の視点に立ってよく準備された講義など、他の教員の模範となる教育活動を表彰することにより、工学部の教育目標達成並びに教育の質の向上及び改善を図ることを目的として、毎年度学生へ推薦アンケート調査を行い、その結果に基づき選考を実施、受賞者を決定しています。

今回受賞した講義では、「なぜそういう技術や考え方が必要なのか?」「その技術や考え方の本質的な点は何なのか?」を直感的に訴える講義、毎回のクイズと質問提出を通じて学生の理解度を把握し,誤答の傾向を次回以降の講義で補足するなど双方向性を重視した講義、学生の思考力育成を最重視し、演習時に一定時間経過後はクラス内で自由に相談できるようにして、”他人に教える”というプロセスを経ることで学びを確実なものとするという狙いをもった講義が実践されていました。

学生アンケートにおいては、具体的事例を用いて抽象的な事柄をわかりやすく伝えられていたこと、毎回学生からの質問に答える時間があり、その時間で一層理解を深めることができていたこと、授業内容に関連した実際の事故事例等を導入としてシームレスに数式までつながっており、当事者意識を持ちながら緊張感を持って授業を聞くことができたことなどが、推薦のポイントになりました

▲左から 山本研究院長、内田教授、藤ヶ谷教授、後藤教授、田中副研究院長

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