工学教育研究支援基金 工学部創造工房建屋建設事業 ネーミングライツ

工学研究院長・工学府長・工学部長
山本 元司
九州大学工学部では主に工学部学生の自主的活動の支援、留学支援、若手教員の支援を目的としてご寄付等のお願いをしております。
工学部卒業生の皆様はこれまで、国内外の企業や大学・研究所等において先導的な活躍をされております。同時に研究開発力維持向上や企業の継続的発展、イノベーションによる社会への貢献など、これまで以上に工学系学生・卒業生の活躍が期待されています。
九州大学工学部においても、このような要請に積極的に応えながら、社会においてひろく活躍できる学生を育て、優れた人材を輩出し続けていく所存です。一方で国からの基盤的教育研究費の交付は近年の物価高や人件費高騰を考えますと、大幅に低下しているのが実情です。
このような状況で、工学部学生に関します活動支援と、積極的に新分野開拓する若手研究者への支援のために、工学教育研究支援基金によるご寄付のご案内、創造工房建屋新築のためのご寄付のご案内、工学部に関係します企業様へ、工学部講義室等のネーミングライツパートナー募集のご案内を以下の通りしております。是非ともご検討をお願いいたします。
工学部・工学府・工学研究院では、工学分野における専門性、先導性、学際性、国際性の育成を目指しています。学士・修士一貫教育を通して、人類社会の諸課題解決に貢献する工学のプロフェッショナルを養成するための教育研究活動の支援を目的として設立しました。

工学部・工学府・工学研究院全体の教育研究向上に資する、以下のような活動に活用します。



本プロジェクトへのご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります。
詳細は、税制上の優遇措置(寄附金控除)をご覧ください。
九州大学工学部では、NHK ロボットコンテストへの参加をきっかけに、1991年より学生の自主的なものづくり活動を支援する施設「創造工房」を運営してまいりました。これまで、ロボコンチーム KURT、ソーラーカーチーム、ヒューマノイドプロジェクト、鳥人間チーム、学生フォーミュラ、PLANET Qなど、多岐にわたる学生のものづくり活動を支えています。特に 2005年の工学部の伊都キャンパスへの移転以降は、工学部教育研究スペースを活動場所として提供し、毎年チームの申請に基づき活動経費の補助を行っております。
この創造工房の活動は近年活発となっており、工学部学生を中心に他学部学生も含め、現在200名以上が意欲的に活動しています。各チームには教員が顧問として助言を行い、また工学部技術部が創造工房活動時の安全教育を実施するなど、学生が安心して活動できる環境を整えています。
これまでの学生による自主活動は、自由な発想や創意工夫を生み出し、様々なコンテストでの受賞に繋がり、他の学生への良い刺激を与え、ひいては工学部の技術力・研究力の向上にも大きく貢献してきました。しかしながら、近年は特に学生の活動が活発化・多様化しており、既存の工学部教育研究スペースとの共用では限界に達しています。加えて、大学本部からの支援には、他の大学公認サークルとの公平性の見地等から予算上の制約があるため、慢性的に学生活動スペースが不足する状況となっております。
今後も継続して学生の自主活動の場である創造工房を支援し、その発展を促すためには、新しい活動スペースとして 『 新創造工房(仮称)』の建屋を準備することが喫緊の課題です。
『新創造工房(仮称)』 は、ものづくりを創造的に実践できる人材育成、そして将来イノベーションを実現できる人材育成のために不可欠な施設と確信しております。
つきましては、この建屋建設費用の一部に充当するためのご寄附を賜りたく、九州大学同窓会員をはじめ、卒業生・修了生の皆様、関連する企業の皆様を含めた学内外の皆様からの深いご理解と温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


【主な活動内容】
二足歩行ロボットを製作し、ロボット格闘競技の世界大会ROBO-ONEでの優勝を目指しています。この活動を通じて「二足歩行ロボットの製作を通じたものづくりの基礎知識・技術の習得」と「競技大会や科学イベントにおける他のエンジニアとの交流」を目的としています。
【主な活動実績】


【主な活動内容】
「NHK 学生ロボコン」での優勝を目標に日々活動しています。チームは制御を行うソフト、回路制作を行う回路班、機体や機構の製作を行うハード班の3班体制です。「NHK学生ロボコン」のほか、「キャチロボバトルコンテスト」や「 関西春ロボコン」への出場、さらには「九州夏ロボコン」の開催を通じて、他大学との技術交流も積極的に行っております。これらの活動により、基礎的な加工法やプログラミングの実践・習得だけでなく、工数への意識や運営能力の向上を図り、技術者としての素養を磨いています。
【主な活動実績】


【主な活動内容】
ハイブリッドロケットやスペースバルーン、CanSat(模擬人工衛星)、モデルロケットの製作から打上・放球・投下までを一貫して行っています。
【主な活動実績】


【主な活動内容】
鳥人間コンテストの第4回大会(1980年)から 2019年までに計 37 回滑空機部門に出場しており(滑空機部門が中止になった第14回大会を含む)、学生チームの中では屈指の歴史と伝統を誇ります。OB には宇宙飛行士の若田光一氏もいらっしゃいます。
【主な活動実績】

【主な活動内容】
複数のロボットコンテストでの優勝を目指し、 ロボット製作に取り組むサークルです。現在は飛行ロボットコンテスト、キャチロボバトルコンテスト、ROBO剣(剣道ロボット)などへの出場・優勝を目指しており、さらに新しい大会への出場も視野に入れています。メンバーは様々なものづくりサークルのOB で構成されており、所属していたサークル活動で得た知見を生かし合い、共にものづくりを行っています。
【主な活動実績】
Ⅰ 主催者
九州大学工学部創造工房
Ⅱ 寄附目標額
1億円
Ⅲ 寄附募集期間
令和7年10月1日~令和8年12月31日
Ⅳ 募金額
個人一口 1万円
法人一口 10万円
※いずれも何口でもご寄附いただけます。
Ⅴ 謝意
手作りの銘板を建物に掲示する予定です。
※匿名希望者以外
Ⅵ 基金を用いた事業内容
新創造工房(仮称)の建屋建設に係る費用
本プロジェクトへのご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります 。
詳細は、税制上の優遇措置(寄附金控除)をご覧ください 。
【寄附金の納付に関するお問合せ先】
九州大学総務部同窓生
・基金課基金係
TEL 092-802-2150
E-mail k-kikin@〇jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)
本学では、当該施設等の知名度の向上を図り、それによって本学及び地域の活性化に資することに加え、民間事業者と連携する機会を拡大するとともに、新たな財源を確保し、健全で安定した財政基盤を確立することを目的に、ネーミングライツ制度を2017年12月に導入しました。
ネーミングライツの導入には、企業名が学内外に広く掲出されることにより、学生をはじめとした若年層への知名度・認知度の向上だけでなく、教育や研究の場に貢献することで、企業イメージの向上にもつながります。さらに、特に工学部の学生に対しては、研究環境への支援を通じて高いアピール効果を発揮し、将来のリクルーティング活動においても有利に働くことが見込まれます。
これまでに、工学系の学生が主に講義を受講する伊都キャンパス西講義棟及び総合学習プラザ等の講義室7室、学生が主に自習のために利用するウエスト4号館情報学習室(西)及び情報学習室(東)に対して、計9社の企業にネーミングライツ・パートナーになっていただいており、それぞれの愛称を室名に使用させていただいております。今後も引き続き、他の施設、教室に対して、ネーミングライツ・パートナーを募集させていただく予定です。
本学と各企業様が連携し、それぞれの愛称が学生をはじめ多くの方々に親しまれ、広く定着するよう取り組んでまいります。あわせて、本施設を活用した教育研究環境の一層の充実を図るとともに、教育・研究・産学連携のさらなる強化が実現されることを期待しています。
ネーミングライツは、大学と企業がともに未来を育てるパートナーとなる新たなかたちです。 引き続き、本学工学部へのご支援とご協力をお願い申し上げます。
【募集要項等全般について】
九州大学施設部施設企画課総務係
TEL 092-802-2044
E-mail ssksomu@〇jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)
九州大学工学部 大学院工学府 大学院工学研究院
〒819-0395 福岡市西区元岡744